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【プロンプト例付き】SNSマーケターのためのChatGPT活用入門|ネタ出し・構成・言い換えにすぐ使える!

そのお悩み、ChatGPTが助けてくれるかも?

SNSマーケターのための「ChatGPT」活用入門

― 「切り口に困った時」の最強パートナーを味方にしよう ―

「この商品、毎月何案も投稿考えるの、そろそろ限界…」
「雰囲気は決まってるのに、言葉がうまく出てこない…」

そんな“ネタ切れ”や“言語化疲れ”、SNS運用ではよくあること。
でも実は、その壁を一緒に超えてくれるパートナーがいます。
それが、ChatGPT

この記事では、SNS運用に携わるマーケターが、
明日から実務に使える「ChatGPTプロンプト」とともに、
初級者向けの活用術を解説します。

「まだちゃんと使ってない」という人こそ、今日から“話しかけ方”ひとつで変わる体験をしてみてください。
この記事には、その第一歩となる魔法のプロンプトを詰め込みました。

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【ChatGPT関連記事はこちらもチェック】

▶️ SNSマーケターの作業効率アップ(概要・機能の紹介)

▶️ PHP実装方法(API利用のPHP・実装方法)

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01|SNSマーケターがChatGPTを使うメリットとは?

SNS運用では、ネタ出し・投稿文作成・構成案の調整など、膨大な“非公開の作業”が日々発生します。
特に、「トーンを変えながら大量の案を出す」「そのまま投稿できる言葉に整える」作業は、時間も思考力も消費するパート。

そこで活躍するのがChatGPTです。

ChatGPTは“アイデアを一緒に考えてくれる相棒”であり、うまく使えば「自分がディレクター、ChatGPTが作業スタッフ」のような役割分担が可能になります。

こうしたニーズに応える“聞き方(=プロンプト)”のコツがあるんです。

02|まずは「あなたは〇〇です」と伝えてみよう

ChatGPTに相談するとき、最初に「あなたは〇〇です」と役割を伝えてみるのが、ちょっとしたコツです。

このように、ChatGPTに「どんな立場で答えてほしいか」を伝えておくと、イメージに近い返答が返ってきやすくなります

「広報っぽくしてほしい」「デザイナーの目線で考えてほしい」など、視点を先に伝えるだけで、やり取りがぐっとスムーズになるので、最初のひとこととしておすすめです。

03|覚えておきたい「魔法の聞き方」

■ 視点を変えたいとき:「10個のまったく違う案」を出す

「この商品で何パターンも投稿案が欲しいけど、全部似た感じになってしまう…」
そんなときは、ChatGPTに“あえて違う切り口で考えて”と伝えてみましょう。

 

[そのまま使えるプロンプト例]

この商品の魅力を伝えるSNS投稿案を、まったく違う10個の視点から、それぞれ1案ずつ考えてください。

 

■ 同じ方向性でバリエーションが欲しいとき:「少しずつニュアンスを変えて」

「この方向性は良いから、あとは微調整案を出したい」ときは、こう聞いてみましょう。

 

[そのまま使えるプロンプト例]

このSNS投稿案をベースに、同じ方向性で“少しずつ”ニュアンスや言葉選び、構成を変えた10案を作ってください。

04|そのまま使えるプロンプト例5選

    • 01|「◯◯な視点で案を出して」
      → 似たような投稿が続いてしまったときに

    • 02|「流行トーンに変えて」
      → 今っぽさや親近感を出したいときに

    • 03|「季節・シーンを絞って」
      → 投稿の具体性を高めたいときに

    • 04|「共感されやすい形に」
      → エモ寄せで保存やいいねを狙いたいときに

    • 05|「自分で続きを書きやすい形に」
      → 導入文だけ支援してもらいたいときに

05|ひらめいたら即メモ ChatGPTに話しかけるだけでOK

SNSのアイデアがポンと浮かんでも、書き留めないと忘れてしまいがち。
ChatGPTを開いたまま「思いつきメモの壁打ち相手」として使うのもおすすめです。

たとえば

そう伝えるだけでも、肉付けや言い換え、導入文の補助まで出してくれます。
1人で悩むより、“ChatGPTにメモを渡して育ててもらう”くらいの感覚でOKです。

06|ChatGPTに伝えるべき「3つの情報」とは?

1. 目的(何に使うのか)
例:「Instagram投稿のアイデアを考えてほしい」「企業SNSで使いたい」など

2. 対象(誰に届けるか)
例:「20代女性」「新卒1年目の営業マン」「育児中のママ」など

3. 雰囲気(どんなトーンで書いてほしいか)
例:「明るく親しみやすく」「高級感があるように」「バズ狙いで少し砕けた口調」など

07|よくあるNG依頼と、その直し方

  • ❌「SNSっぽい文章にして」
    → ✅「Instagramの投稿文として、“感情に訴えかける導入→商品紹介→呼びかけ”の流れで作ってください」
  • ❌「この案、いい感じに調整して」
    → ✅「この投稿文をベースに、同じ構成で“共感トーン”に寄せて言葉選びをやわらかくしてください」
  • ❌「これ、もっと伝わるようにして」
    → ✅「下記の投稿文の『サブタイトル部分』を、“もっと伝わる言い回し”に修正してください」

08|まとめ:ChatGPTを“手が動く相棒”にするために

ChatGPTは、ただの検索ツールではなく、「思考の壁打ち相手」かつ「作業を代わってくれる相棒」です。

たとえば、この記事中の「10個の違う視点から案を出して」のプロンプトから試してみてください。
商品名やジャンルを入れて聞くだけで、企画の引き出しが一気に増えるはずです。

ChatGPTは、あなたが“言葉を持って接した分だけ”応えてくれるパートナーです。

ABOUT ME
五十嵐 佳音
大学では服飾を専攻。在学中にAdobeに興味を持ち、独学でデザインスキルを磨く。新卒で販売員として接客経験を積んだ後、HP制作やライティングを学び、個人でHP制作やAI事業にも取り組む。2025年に株式会社toにアルバイトとしてジョイン。