4/1にイーロンマスクがTwitterのアルゴリズムを構成するソースコードの一部を公開しました。
他SNSでは稀にみる異例のアクションで驚いております。
今回はそのソースコードを実際に解析し、
これまで様々な憶測でアルゴリズムを紹介しているメディアがありましたが、
ソースコードから読み取る為、信憑性100%です。
さっそく、コードを見ながらアルゴリズムを解説します。
Twitterのアルゴリズム解説
そもそも、Twitterのアルゴリズムは誰に、どの内容を表示するかは
アカウント自体、ツイート自体をスコア化し、表示させる優先順位を決定しています。
フォロワーとフォロワーの比率
フォロワー数は少ないがフォロワー数が多いユーザーのページ ランクを下げます。
TwitterBlueの課金者は、アルゴリズムで有利
アカウントを作成後、OpenAPI-keysにアクセスして「+ Create new secret Key」をクリックして下さい。
おすすめタブに表示されるには
①あなたのツイートをいいね/RTされる
②あなたのツイートをクリックして返信 もしくは 2分以上そこにとどまる
③プロフィールをチェック
アクション別の評価
①自身のツイートをクリックして2分以上滞在するユーザーは、ツイートが「いいね」されるよりも22倍重要です。
➁あなたのツイートを経由してプロフィールにアクセスし、他のツイートに「いいね」やリプライをする場合は、「いいね」の24倍重要です。
③あなたのツイートにリプライする場合は、「いいね」の54倍重要です。
④あなたのツイートにリプライし、さらにそのリプライに対して返信する場合は、「いいね」の150倍重要です。
⑤あなたのツイートがスパムされると、「いいね」の効果の-738倍で、厄介な状況になります。
実際の定義されているソースコードです。
メディア付き投稿
画像&動画付きのツイートがテキストのみのツイートよりも2倍の効果があります。
アカウントの「評価スコア」を下げる要因
①ブロックされる
②ミュートされる
③不正行為の報告
④スパム報告
⑤フォロー解除
ツイートの「評価スコア」を下げる要因
①テキストなし投稿
➁URLのみ投稿
③名前のみ投稿
④ニュースやメディア以外への外部リンク
Twitterのタイムラインの仕組み
1回のタイムラインを表示させる毎に表示させる候補者(どのツイート)を表示させるか決定しています。
まず、数億のプールからベストな1500ツイートを抽出します。
フォローしている人とフォローしていない人から候補を見つけるために基本的に平均して50%のフォロー内ツイートと50%のフォロー外ツイートで構成されています。
フォロー内ツイートの候補者選定の仕組み
フォローしているユーザーからの最も関連性の高い最新のツイートを配信することを目的としています。
フォロー内ツイートのランキングで最も重要な要素は、相互の2人のユーザー間のエンゲージメントの可能性を予測するモデルによってスコアが高いほど優先されます。
フォロー外ツイートの候補者選定の仕組み
フォローしている人や同じような興味を持つ人のエンゲージメントを分析することで、あなたが関連性を見出すであろうものを推定しています。
以下の投げかけによって得たツイートを優先させます。
①私がフォローしている人たちは、最近どのようなツイートをしたか?
➁自分と同じようなツイートを「いいね!」しているのは誰で、その人たちが最近「いいね!」したものは何か?
Twitterのアルゴリズム|まとめ
これまでの内容を図解したものが以下です。
いかがでしたでしょうか?
これまでSNS界隈でアルゴリズムはブラックボックスであったのが、
イーロンマスクの巧みな施策により、アルゴリズムの真相が暴かれました。
これで、Twitter攻略も少し近づいたのではないでしょうか?
今後も追加内容等あれば随時、記事更新して参ります。
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2009年にIT業界に就職、開発者を志す。マッチングアプリ、ソーシャルゲーム、顧客管理システム開発を経て、ソーシャルマーケティングのマーケターを経験後、SNS管理ツール「GENba」の開発者として運用まで担っている。
2019年、株式会社toにジョイン。