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Instagramで料理系の投稿をするために!撮影の基本をまとめてみた

Instagramで料理系の投稿をするために!撮影の基本をまとめてみた

普段自炊されている皆さん、今日の夜ご飯の献立はどうやって決めていますか?

SNSでよく見かける料理の動画やレシピの投稿を参考に、今日の夜ご飯や晩酌のおつまみ、はたまたお子さんのおやつを作られている方も多いのではないでしょうか。しずる感たっぷりの動画は食欲がそそられたり、簡単に作れるアイディアがあったりして「こんなに簡単に作れるならやってみよう!」という気持ちにさせられますよね。

もはやSNS上では切ってもきれない存在の料理コンテンツですが、本記事では料理動画の作り方について紹介します。

この記事はこんな方におすすめ!

  • 食品メーカーのSNS担当の方
  • 普段から料理をやっていて、SNS等で料理動画の投稿をやってみたいという方
  • 動画編集初心者の方

インスタで料理投稿をするために|どんな投稿にするか

一口に「料理コンテンツ」と言っても、どんな発信の仕方をするかというのは非常に大切です。

「毎日の記録」、「料理好きな人と繋がりたい」等、人それぞれ発信する目的が違う部分なので、目的に合わせてテーマを置きましょう。

料理投稿のテーマ|トレンドを重視させた投稿

「見たい」と思われやすいのはやはり「トレンド」のものです。

食にもトレンドはあります。2023年現在でいえば「米粉」「ポチャ」 「ロゼ料理」 「豆ヌードル」「プヂン」がトレンドになると予測されています。
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

料理投稿のテーマ|雰囲気重視の丁寧な暮らし系

雰囲気に重きを置いた投稿は、いわゆる「日常系」の投稿・アカウントを目指したい人におすすめのジャンルです。

例えば、「料理はシンプルだけど、器選びにこだわりがある」であったり、「美味しい野菜を食べるのが好きだからそれを紹介したい」のように食材へのこだわりがあるなど、コンテンツとして一貫した特徴を持たせ、世界観を作りましょう。

料理投稿のテーマ|エンタメ性

料理を食べている時の咀嚼音や、まな板で切っている音などを楽しむASMRなど、目で見て耳で聞いて楽しめるコンテンツもあります。出来上がりの料理の見た目よりも、調理工程や食べる工程が気になる方も多いのではないでしょうか。

いかに楽しめるものにできるか考えながら作っていくと良いでしょう。

投稿のクオリティに関わる!撮影機材の選び方

どんな料理を撮るか決めたら、撮影をしていきましょう!と言っても、撮影するには何を使えばいいの?と迷いますよね。

撮影の機材は、最初から良いものを取り揃えるとなると、高額な出費になってしまいます。
初めてのInstagramの投稿には、なかなかお金を使えないというユーザーの方も多いかと思います。

ここでは「まずはそろえておきたい、撮影に必須と言えるもの」を紹介します!

料理投稿初心者ならスマートフォン

最近のスマホはカメラの性能が良いので、下手に難しい機材に手を出すのではなく、まずはスマホ撮影でトライしてみるのもよいでしょう。

スマートフォンは機動性が高いので、使い方によっては面白い画が撮れます。
防水機能があれば、水の入った桶に沈めたりすると、野菜を洗うシーンなどを臨場感たっぷりに撮れます。
前項で紹介したエンタメ性のある動画はスマートフォンをうまく使うと面白い画が撮れますよ。

撮影用の照明はとても重要!

自然光で撮影する料理はとても素敵です。自然光に適う照明はないと言われるほどですが、照明はやはりあった方が良いでしょう。

撮影が長時間になる場合、太陽は刻一刻と沈んでいきどんどん暗い印象の映像になってしまいます。
照明があれば、ずっと同じ光で撮影し続けられるのでおすすめです。

三脚

Instagramでは、フォロワーではないユーザーにも多く見てもらえる「リール」の投稿がとても重要です。

料理コンテンツとリールの相性はとても良いですが、ブレブレの映像はみている人が不快になってしまいます。

エンタメ性を目的にしている場合は演出として多少あっても良いかもしれませんが、基本的にはカメラを固定して撮影した映像を使うことがおすすめです。

撮影に慣れてきたらカメラ

撮影用のカメラを最初から用意しなくても、投稿の内容によってはスマートフォンのカメラで十分に撮影ができます。

しかし、投稿の制作に慣れてきたら、スマートフォン出の撮影から一眼に挑戦したいと思うタイミングがやってくるかもしれません。
初心者の方でも扱いやすいタイプもありますが、安いお買い物ではないことが多いので、これからどんなものを撮っていきたいか、今後撮りたい画を想像し、用途・目的に合わせて選ぶようにしましょう。

なんと言っても、雰囲気のあるものを撮影したいという方は一眼レフは必須です。

背景などにボケ感を演出したい方は一眼レフに挑戦してみてはいかがでしょうか。

撮影時の注意ポイント

料理は刻一刻と状態が変わります。アイスは当然どんどん溶けていきますし、火の通りやすい野菜などもみるみるうちに余熱でしなしなになってしまい美味しそうな画が撮れなくなります。
料理を撮影する以上、「美味しそうな画」というのはマストと言っていいほど大切なので、スピーディーに撮っていくことが大切です。

写り込みには注意

出来上がった料理を撮影したい人は注意してもらいたい「写り込み」。
お鍋のステンレス部分や、スプーンに自分の顔、カメラのレンズ、照明の縁、スマートフォンを持つ手…あとで写真を見返したときに入ってしまっていませんか?

これらはクリエイティブのクオリティをガクッと下げてしまうので、可能な限り避けられるように注意しましょう。

実際に食卓シーンを想起させるような画作りをする場合は、スタイリングした食器などの映り込みがないか要チェックです。

フードスタイリング

どんなコンテンツにするかにもよりますが、出来上がった料理を器に盛り付けて、食卓に置いてある様子を演出するのもおすすめです。

フードスタイリストという職業もあるくらいなので、奥が深いポイントではありますが、撮影したものはWebなどに流用したり、動画コンテンツのサムネイルにも使えるのでぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

「そもそも、この料理のシーンはどんな場面なの?」

その料理がたとえばパーティー向けの料理だとしたら、パーティー感のある演出を意識すると良いです。
子供達が楽しむホームパーティーなのか、大人が楽しむ場面なのか、誰がどんな時に食べるものか、という部分を意識して作り込んでいきましょう。
意外と演出は料理そのものよりも周りに置いてある小物系が重要なので、揃えておくと良いでしょう。

まとめ|Instagramで料理投稿をするための基本

今回は料理撮影について幾つかポイントを紹介させていたただきました。
誰にとっても身近である料理コンテンツは、撮影初心者の方でもイメージを作りやすく、挑戦しやすい分野でもあります。
しかし、料理は時間勝負の撮影になったり、映り込みを気にしたりなど、注意すべきポイントも多いです。

料理投稿を初めて見たけれど、なぜか上手く撮影ができない・何か見落としている部分がないか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。