Instagramの投稿を、自社で作ったコンテンツばかりで埋め尽くしていませんか?
実は、ユーザーの投稿をリポストするなどの運用もとても大切な施策なんです!
今回は、
・リポストとは?
・Instagramのリポスト機能について
・企業アカウントがリポストを行うときの注意点
などをご紹介します!
投稿の内容に行き詰まったときや、ユーザーとのコミュニケーションを取りたいと思った運用担当の方必見です!
Instagramでよく聞く「リポスト」って何?
Instagramのリポストとは、ユーザーがInstagramで投稿した写真・動画を、他のユーザーのアカウントで再投稿することです。
Twitterには似たような機能で「リツイート」という機能が実装されています。
しかしながら、Instagramにはこのリポスト機能は、ストーリーズ以外の投稿には実装されておらず、外部のアプリを経由、もしくは投稿者の許可を得たうえで、同じ投稿を行う必要があります。
Twitterと比較すると、少々手順が必要な施策となるため、あまり活用したくないと考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
Instagramでリポストを行うメリット
他アカウントの投稿を自分のアカウントでも行うので、投稿の素材などを作る工数や費用を削減できます。
リポスト元のアカウントへの許可はもちろん必要ですが、許可をいただければ自アカウントの投稿数を増やせます。
また、ユーザーの投稿を紹介することになるので、企業アカウントでリポストを行うとユーザーの声をフォロワーへ簡単に届けることができます。
商品やサービスの口コミ(UGC)は、ユーザーにとっても信頼度の高いコンテンツなので、消費行動にも変化をもたらすことができます。
特に、ショップ機能を使っているInstagramアカウントはUGCのリポストを積極的に使うことをおすすめします!
Instagramのリポスト機能について
Instagramの公式アプリからは、ストーリーズ投稿を使ってリポストができます。
シェアを許可しているアカウントの投稿ならば、ストーリーズ投稿に限らず、フィード投稿・リール・インスタライブもストーリーズへ引用できます。
ストーリーズ投稿ならば24時間で自動的に消えるので、ユーザーの声を一時的に紹介するのにおすすめです。
しかし、他のアカウントが行ったフィード投稿を、同じようにフィードへ投稿する機能は実装されていないので、他の手順を踏む必要があります。
Instagramのリポスト:ストーリーズ投稿をストーリーズへリポスト
Instagramではタグ付けされたストーリーズならば公式アプリ内でリポストを行うことができます。
自社のサービスを利用したり商品を購入したユーザーが、自社のアカウントをタグ付けしてストーリーズ投稿すると、その投稿を引用して投稿できます。
ストーリーズのリポストを行う際に、テキストなどを追加で入れることができるので「ご利用ありがとうございます!」「ぜひ大事に使ってね!」など、ユーザーへのお礼を書き込むなどの工夫をして活用しているアカウントもあります。
Instagramのリポスト:フィードやリール、インスタライブをストーリーズへリポスト
フィードやリールなどを、ストーリーズへリポストする場合は、該当する投稿の紙飛行機のボタンからリポストできます。
紙飛行機のボタンは、投稿を他のユーザーへシェアするためのボタンで、「シェアボタン」などとも呼ばれています。
シェアボタンを押すと、「ストーリーズに投稿を追加」という項目が出てきます。
この項目をタップすると、ストーリーズ作成画面に切り替わり、投稿することができます。
ちなみに、リポストしたいと思っている投稿元のユーザーが、ストーリーズへのシェアを許可していない場合があります。
その場合はシェアボタンを押しても「投稿を追加」の項目が出ないため、ストーリーズへのリポストは行えません。
また、投稿元のユーザーが非公開アカウントである場合もストーリーズへのリポストはできません。
Instagramのリポスト:フィードやリール、インスタライブをストーリーズ以外でリポスト
先述したように、Instagramのリポスト機能は、ストーリーズへのリポスト以外の機能が実装されていません。
そのためフィードなどへリポストを行いたい場合は、外部アプリを経由するか、ユーザーに直接連絡を取って投稿の素材をダウンロードして再度投稿する必要があります。
投稿された写真や動画の保存も、外部アプリを経由して行う必要があります。
企業アカウントがInstagramのリポストをする際の注意点
企業アカウントに限った話ではありませんが、投稿のリポストを行うときは、必ず投稿元のユーザーに連絡を取り、使用する許可を得る必要があります。
投稿されたコンテンツは、元々のユーザーに著作権があります。勝手に使用するのはトラブルの原因ですし、悪質な場合は法律にも違反します。
特に、写真に加工や編集を行いたいときなども、必ず投稿元のユーザーに許可をとるようにしましょう。
投稿する日時を伝えることと、投稿後のお礼も忘れずに。
他者の声をリポストすることで、アカウントの投稿が盛り上がるので、許可をくれたユーザーさんはアカウントの成長に協力してくれています。
Instagramのリポスト機能|まとめ
Instagramのリポスト機能は、ストーリーズへリポストを行うならば手軽にできますが、それ以外の方法で行う場合は外部アプリを経由したり、ユーザーから素材を受け取る必要があります。
また、リポストを行う前に、投稿の許可をとることも必要です。
いろいろな手順は必要ですが、ユーザーの投稿を活用することでアカウントの成長にもつながります。
投稿の企画に悩んだら、ぜひユーザーの投稿もチェックして、リポスト施策も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
専門学校演劇科を卒業後、ライターに興味を持ち、SEOの会社に4年半就職。
2022年、株式会社toにジョイン。
培ったSEOの知識を活かしながら、SNSの領域でも、質の高いコンテンツを
制作するのが得意。