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【プロ直伝】Edits分析機能の使い方完全ガイド|視聴完了率・保存数・離脱率を改善に活かす!

“いいね”だけで満足してない?

プロが教える『Edits』分析機能の使い方ガイド

「リールを出しても、伸びるかどうかは“運任せ”…」
「なんとなくいいね数はチェックして満足してる…」
Instagramの運用、そんな風になってませんか??

動画を“投稿して終わり”にしないだけで、SNSは変わります!
その鍵を握るのが、Meta公式の動画編集アプリ『Edits』の分析機能です。

この記事では、SNS運用のプロであるtoが、
リリースされたばかりのEditsの分析機能の使い方について、リアルな視点でお届けします。

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【Edits関連記事はこちらもチェック】

▶️ Instagram運用企業向け完全ガイド(概要・分析機能の紹介)

▶️ SNS運用会社が本気レビュー!(実際に使った感想・改善ポイント)

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1. Editsってどんなアプリ?

Meta社が2025年にリリースした『Edits』は、Instagram公式と連携した無料の動画編集アプリ。
リール投稿に特化した設計で、投稿後のインサイト分析まで一貫して行えるのが大きな特徴です。

動画編集アプリでありながら、SNS運用の「改善サイクル」に寄り添う存在
それがEditsです。

2. Editsの分析機能で見える数字とは?

Editsでは、動画投稿後に分析タブから以下の情報が確認できます。

視聴完了率:導入に改善の余地がないか?

冒頭が弱いと、再生が始まってすぐに離脱されてしまいます。
Editsでは
どのタイミングで離脱が多いかがグラフで表示されるため、たとえば「1〜3秒で落ちている」などの傾向をつかむことができます。

リールでは最初の数秒が命!
視聴完了率を改善したい場合、以下のような工夫が効果的です。

冒頭に問いかけや驚きの演出(SE・ズーム・字幕)を入れる

2秒以内に人物ショットなど動きのあるカットを入れる

無音を避け、冒頭からBGMやナレーションを入れる

「なにか起きそう…?!」や「タメになりそう…!」と思わせる“予感”があるだけで、最後まで見てもらえる可能性はグッと上がります。

保存数:後で見返したいコンテンツになっているか?

Editsでは、保存された回数も表示されます。

  • 保存が多い=「この情報、後でもう一度見たい」と思われた証拠。
  • たとえばレシピ・解説・まとめ投稿などは保存されやすい傾向。

 

💡投稿設計のポイント:保存数を高めるコンテンツ構造

実際に弊社制作の投稿でも、「保存してね」などのアクションワードや
明示的なトリガーを仕込んだ投稿は保存率が伸びやすい傾向があります。

こうした視点で投稿を振り返るだけでも、Editsで見える数字が意味を持ち始めます。

離脱グラフ:構成・テンポの見直しに使える指標

離脱率グラフを見ると、「途中で集中が切れるタイミング」が明確に分かります。
たとえばテキストが長く続いた中盤で視聴者が減っていれば、「テンポが悪かった」「構成に変化がなかった」などの仮説を立てることができます。

3. プロが使う!数値の読み方&改善アクション例3選

toの現場でも実際に活用している“数字の見方と次に制作する際の改善例”を3つ紹介します。

✅ 完了率が50%未満だった動画:

→冒頭のヒキ、ユーザーに見る必要性をより感じさせることが必要!
(改善例)投稿導入を5秒→3秒に短縮。キャッチコピーを画面中央に変更。

✅ 保存数が少なかった投稿:

→見返したくなるような情報の分かりやすさ・密度が必要!
(改善例)見どころが分散していたので、構成を「1テーマ集中型」に。

✅ 中盤離脱が多い投稿:

→一瞬でも中だるみを感じさせないテンポ感が必要!
(改善例)BGMの転調タイミングと映像の切り替えタイミングを見直し。

このように、数値は「改善のヒント」そのものです。

Editsなら、それをスマホ1つで可視化できます。

※改善例はあくまで一例であり、数値1つだけではなく他の事象と絡めて考察していくことが重要です。
まずは数値が表す意味→どこに問題がある?という改善のイメージを知っていただけましたら幸いです。

4. 他の編集アプリと何が違う?

比較項目 CapCutなど他社ツール Edits
編集→投稿の一貫性 △ 外部アプリを介する ◎ アプリ内で完結
投稿後の分析機能 △ 一部で確認可能 ◎ 投稿直後から可視化
Meta公式とのアルゴリズム連携 × なし ◎ 最適化が期待できる

5. 初心者でも安心!Editsのやさしい分析設計

  • 棒グラフ・円グラフ・色分けで、どこを見ればいいかが一目瞭然
  • 保存数・再生回数などは、投稿一覧画面でも表示されるので「比較して見る」ことができる。

6. Editsの分析機能はどう使う?

Editsの分析機能は、以下のような運用に活用できます:

  • 投稿直後に数字を確認し、次回の構成改善のヒントに。
  • 保存数や完了率をKPIとして設定し、成果を定点観測。
  • 離脱ポイントをチームで共有し、改善サイクルを効率化。

7. まとめ|数字を“見る”から“使う”へ

Editsは「編集アプリ」だけでなく、「改善ツール」としても優秀です。

投稿のどこが見られたのか/見られなかったのか、という実データを元に、次の投稿改善につなげることができます。

感覚や勘に頼るSNS運用から、データに基づくPDCAサイクルへ。

まずはEditsで1本投稿して、「数字が見える」体験から始めてみましょう。

ABOUT ME
松本燦
大学卒業後、飲食店を経験。その後、PRに興味を持ち、 商業施設の年間販促やイベント企画などを担う広告代理店に転職。 その経験を活かし、SNSのPR領域を経験する為、 自身で企業のInstagramの運用を副業で始め、2022年に株式会社toにジョイン。