ついにInstagram公式から、待望の動画編集アプリ「Edits」が登場!
SNS運用のプロたちも注目するこの新ツール、
実際に使ってみると何ができるのか、
かつ惜しいと思うところはあるのか…??
今回は、SNS運用を手がけるto inc.の社内クリエイターたちが
Editsを本気で試したリアルな使用感をレポート。
機能紹介はもちろん、「ここがすごい!」「ここはまだ惜しい!」という
率直なレビューまで、余すことなくお届けします!
Editsがリール運用にどんな変化をもたらすのか、その可能性に迫ります。
1. Editsってどんなアプリ?
- 予定は2025年4月30日リリースだったが、4月22日に前倒しリリース
- Meta社発の無料の動画編集アプリ
- リール向け動画編集
- 静止画からアニメーション生成
- 自動背景切り抜き
- AIを駆使した動き追従
- BGM追加、フィルター、エフェクト挿入
- Instagramとの直接連携
- ウォーターマーク無しで書き出し可能
2. 社内クリエイターたちのリアルレビュー
良いところ & 惜しいところ
to inc.では、日頃から複数の企業アカウントのSNS運用を担う
経験豊富な社内クリエイターが在籍しており、
企画・撮影・編集までを一気通貫で手がけています。
今回もEditsリリース直後から実際に操作・検証を行い、
使用感や可能性を徹底的に掘り下げました。
その上で見えてきた「良いところ」と「惜しいところ」を、
プロ視点で率直にまとめてみました!
【良いところ】◎
- 「インターフェースが直感的で使いやすい!」
動画編集初心者でもすぐに操作できる、シンプルで直感的なUI設計。 - 「効果音・フォント・エフェクトが豊富!」
シンプルな演出からクリエイティブな表現まで、幅広いニーズに対応。 - 「音源のスタート位置調整がしやすい!」
リール用の音ハメ動画も直感的に作成可能。 - 「保存リールにメモができるのが便利!」
アイデアストックやリール制作の振り返りに役立つ。 - 「背景切り抜き機能が高性能!」
人物や動く対象もきれいに切り抜け、表現の幅が広がる。 - 「Instagramとシームレスに連携!」
編集から投稿まで一貫してスムーズに作業可能。 - 「ウォーターマークなしで高画質出力できる!」
商用利用や他プラットフォーム展開にも対応できる。
【惜しいところ(これからのEditsに求めたいところ!)】
- 「キーフレーム編集ができないのが惜しい!」
ダンス構成や緻密な動き制御には不向きな場面も。 - 「複数カットにフィルター一括適用できないのが惜しい!」
各カットごとに手動調整が必要で手間がかかる。 - 「楽曲使用時の書き出しで音が消えるのが惜しい!」
外部書き出しではBGMが消えてしまうため、用途によって工夫が必要。 - 「凝ったエフェクトやフォントが少なめ!」
派手なアニメーション演出を求める場合は少し物足りないかも。
※ただ、一般的なリール投稿は割とシンプルな編集が好まれるトレンドにあるため
リール専門としては十分なバリエーションだと思われます。
Edits活用のカギ
使う人のスキルやニーズによって、Editsの強みを最大限引き出せるかが決まる。
効果的に活用するには、目的やゴールに応じた使い分けが必要。
3. SNS運用会社視点で見る、活用ポイント
SNS運用の現場では、日々さまざまな課題に直面します。
クライアント様からよくいただく課題例に対して
Editsがこんな場面で解決できるのでは…という活用ポイントをまとめてみました!
- 課題例1
スピーディーに動画を量産したい!
→ Editsなら、直感的な編集機能で短期間に多くのリールを制作可能。
スピード重視のアカウント運用にも最適です。 - 課題例2
ブランドイメージを崩さず投稿したい!
→ Editsはウォーターマークなしで高画質出力できるため、
ブランドイメージを損なわない統一感あるリール制作ができます。 - 課題例3
リールの効果を可視化して改善につなげたい!
→ リテンション率などの細かいインサイトが取得でき、
次回改善サイクルを回しやすくなります。 - 課題例4
動画編集に不慣れなメンバーにも使わせたい!
→ インターフェースがシンプルなため、
社内のSNS運用に不慣れな方にも活用いただきやすいです。
Editsは、こうした現場のリアルな課題を解決する心強い味方になり得るツールです。
4. 結局、どんな人におすすめ?
ここまで紹介してきたEditsの特長をまとめると、
運用現場のリアルな課題をスピーディーかつ手軽に解決できる、
非常に実用的なツールだと言えます。
- SNS運用でリール投稿を本格化したい人
- ハイクオリティよりスピード重視で攻めたい人
- Instagramとの連携を重視したいブランド担当者
- SNS上での効果分析に力を入れたい運用担当者
ただし、細かい演出や複雑な動画編集を求める場合には、
他の編集ツールとの併用を検討したほうがよいかもしれません。
まとめ
Editsは、SNS運用現場におけるリール制作の新しいスタンダードになり得るツールです。 リール量産型運用、ブランド運用、インサイト改善型運用、
それぞれの目的に応じて賢く使い分けることで、
Editsのポテンシャルを最大限活かすことができます。
これからのInstagram運用は、スピードとクリエイティビティの両立が鍵。
Editsを武器に、リール運用をもっと自由に、もっと加速させていきましょう!
大学卒業後、飲食店を経験。その後、PRに興味を持ち、
商業施設の年間販促やイベント企画などを担う広告代理店に転職。
その経験を活かし、SNSのPR領域を経験する為、
自身で企業のInstagramの運用を副業で始め、2022年に株式会社toにジョイン。
