イベントの告知や新商品のリリースなどで目にする”プレスリリース”。
自分で書くイメージで読んでみたことはありますか??
私はなかったです!!
そんな私が、プレスリリースの記事作成に携わる機会をいただきました。
書く上で「プレスリリースの書き方」に関する記事や様々なプレスリリースをインプットし、
露出につながっていくリリースを発信することができました。
プレスリリースの”こうあるべき”も知らないけど書かなきゃいけない!
そんな方が他にもいるのでは…と思い、今回これだけ抑えれば大丈夫!なポイントをまとめた記事を作成しました。
・初めてプレスリリースを書くから何もわからない!
・仕事の合間にプレスリリースを書かなきゃいけない!
・効率よくポイントを押さえたプレスリリースを書きたい!
プレスリリースの下準備をする
伝えたいことを整理すべし!
プレスリリースを書く前に必須なのは、”どんなことを伝えたいのか”を整理すること。
そんなときに大事な構成が『5W3H+1』。
・ Who:誰が(どの企業が)
・ What:何を(何に取り組んだのか)
・ When:いつ(開始日や実施期間はいつなのか)
・ Where:どこで(どこで実施したのか)
・ Why:なぜ(なぜ取り組んだのか、目的や背景)
・ How:どのように(特徴は何か)
・ How much:いくら(金額はいくらか)
・ How many:いくつ(数量はいくつか)
・ Future:展望(今後の展望はどうなのか)
頭の中ではなんとなく書けそう…と思っていても、この工程を踏む前と後では
記事の内容、クオリティがかなり大きく変わってきます!
プレスリリースの構成を考える

冒頭

必要以上のことは書かなくて良いので間違いのないように確認すべし!
冒頭は以下のことを書くのみです。
・報道関係者各位
・プレスリリース
・日付(発信日)
・発信者(社名)
タイトル

インパクト勝負!キラーワードを活用して30文字以内に研ぎ澄ますべし!
タイトルは、記事になったときに見出しにもなる部分。
記事を開きたい、気になる、なんだろう、と思わせることが重要です!
5W3Hを入れ込む
準備段階で整理した、5W「誰が・何を・どこで・いつ・なぜ」、3H「どのように、いくら、いくつ」の出番です!
ここからマストなワード+ヒキになるワードでタイトルを組み立てるイメージです。
リード文

タイトルの補足かつ、全体の要約を5行にまとめて2秒で心を掴むべし!
ターゲットをより鮮明に!
ターゲットは、タイトルで興味を持ってクリックした後、リード文によって、自分が読む価値のある記事かどうかを判断します。
なので、ターゲットに、”自分に関連する記事であることを伝えること”がリード文の最重要事項になります。
ここで心を掴めれば、その後に続く本文まで誘導できる可能性がグッと上がります。
画像

画像はマスト!3枚程度、5MB以下のものを添付すべし!
画像は見出しの下、本文の下など選んで入れることが可能です。適切な場所に入れましょう!
画像があると目に留まりやすい、記事の内容について具体的に伝えることができるなどたくさんのメリットもありますが、
それだけでなく、SNSで拡散された時のサムネイルになる、という役割もあります。
選び方のポイント
■企業の取り組みについて発信したい場合
人物が写っているもの、がおすすめです!
文面では伝えきれない、人物のイメージなどが伝わりやすい写真を選びましょう!
■サービス、商品のローンチについて発信したい場合
以下がおすすめです!
・サービス内容を視覚的に伝えられるもの
・食品であればシズル感を伝えられるもの
■記事の補足
グラフ・データで数値的な部分をわかりやすく伝えるのも効果的です!
写真加工は基本的に×
画像にテキスト、加工が入っていると、媒体イメージに合わない、などの理由で掲載しにくいと判断されてしまうこともあります。
基本的に加工なしの鮮明なものを使いましょう!
本文

伝えたい人にわかりやすく書くべし!
プレスリリースというと、難しくそれっぽく書いてある、というイメージがあるかもしれませんが、
ここで大事なのは、伝えたいことをいかにストレスなく伝えられるか、です。
・項目ごとの整理
箇条書きにしても良いです!
・強調したいポイントは目立たせる
鉤括弧を使ったり、文字が多くなってしまう中でもワードに目がいくよう工夫することが可能です。
・より詳細に、具体的な数値を載せる
「多くの」ではなく「〇〇万個の」、のように数値を入れることで説得性が増します。
・専門的すぎないワード選び
離脱されないために、深く理解してもらうために、ターゲットのリテラシーに合わせたワード選びが大切です。
問い合わせ先

貼りたいURLは貼るべし!
ここが最後のアピールポイントです!
プレスリリースを見て関心を持ってくれたターゲットを自然に誘導できるよう、正確にわかりやすく記載しましょう。
基本事項:社名・住所・電話番号・メールアドレス
制度を上げるために
記事を書いている途中段階で、書きたい内容と類似したプレスリリースを3個ほど並べて見て比較してみましょう。
ライトな検索でも出てくるプレスリリースは、記者に多く取り上げられている、ターゲットに多く見てもらえている可能性が高いので、
お手本として有能です。
比較すると、自分の引き出しになかった的確かつ強いキーワードを拾える可能性があります。
リリース前の確認事項
・【必須】関わっている別企業や団体などがあれば、記事を先に共有して確認いただく
・文字の間違いがないか
・数字の間違いがないか
さいごに
プレスリリースを書いている間、常に持ち続けたいのが「ターゲットの目線」。
ここでいうターゲットは
①記者
②発信したい内容のターゲット
です。
記者が取り上げたい、取り上げやすい内容になっているか、
ターゲットに伝わりやすい内容になっているか、を常に意識しながら書いてみましょう!
▼松本が書いた記事です。ご参考までに!
株式会社toが熊本県天草市と立地協定を提携、 サテライトオフィス新設へ
大学卒業後、飲食店を経験。その後、PRに興味を持ち、
商業施設の年間販促やイベント企画などを担う広告代理店に転職。
その経験を活かし、SNSのPR領域を経験する為、
自身で企業のInstagramの運用を副業で始め、2022年に株式会社toにジョイン。