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1秒でつかむ!“見られる”縦型動画の作り方

Instagramリール、TikTokYouTubeショートなど
各プラットフォームでその存在感を増し、
多くの人の関心を集めるのに欠かせないものとなった縦型動画。

先日、販売促進の専門誌「販促会議」の特集企画でも
弊社プランナーが「縦型動画」の制作と量産のコツについての対談を行いました。

「販促会議 20247月号 No.315
https://www.advertimes.com/20240606/article460761/https://mag.sendenkaigi.com/hansoku/202407/ad/029777.php

本記事では“見られる”縦型動画の作り方について解説します。

この記事はこんな方におすすめ!

・企業のSNS運用担当者
・縦型動画が伸びずに悩んでいる人
・縦型動画の作り方がわからない人

縦型動画はもう当たり前の時代に

そもそも縦型動画とは、
スマートフォンを縦にしたままフルスクリーンで再生できる動画のことを指します。
臨場感ある動画を画面全体に写せることや、数十秒程度で楽しめることなどが特徴です。

年々、縦型動画を見る人は増加し、
今では視聴することが当たり前になってきています。
近年では、縦型動画を活用したマーケティングを行う企業も増加しています。

日々、存在感を増す縦型動画ですが、その活況の要因は2つあると考えられます。

縦型動画が活況!2つの要因

①気軽に見られる短尺動画

1つ目は、基本的に動画の時間が短いので、
移動時間や就寝前、日常のちょっとした隙間時間に手軽に視聴できることです。

また、タイパ(時間対効果)を重視するZ世代にとっては
短時間で多くのコンテンツを楽しめる「縦型動画」は非常に相性が良いといえます。

②レコメンド機能の向上

もう1つは、各プラットフォームのレコメンド機能の精度が向上していることです。

TikTok
動画を見たユーザーのリアクションや
再生時間や再生完了などの情報をもとに、レコメンドされます。

Instagram
ユーザーがリアクションをとった投稿と関連性の高いものや、
投稿者とユーザーのコミュニケーション履歴などから
興味を持ちそうな投稿がおすすめされます。

YouTube
ユーザーの「動画再生履歴」や「キーワード検索履歴」などから
ホーム画面に表示されるコンテンツが決められています。

こうした機能の発達により、自分から動画を探しに行かなくても
「興味がある」コンテンツと接触できるようになっています。

このことから
“ユーザーに最適化された動画が手軽に見られる”ことが活況の大きな要因だといえます。

ユーザーの心をつかむ縦型動画とは?

縦型動画を作る上で大事なことは
“ユーザーの離脱を防ぎ動画を長く見てもらうこと”です。
たくさんのユーザーに長く見られた動画は
“いい動画”だと判断され、おすすめに表示されやすくなるからです。

では、“ユーザーの離脱を防ぎ動画を長く見てもらう”にはどうすればいいのか?
“見られる”縦型動画の鍵となるのは「冒頭の1秒」です!

スワイプすれば無数のコンテンツが出てくるからこそ、
面白くないものはすぐに飛ばされます。

ユーザーが見た瞬間にいかに興味を惹けるか、
ここをどう工夫するかが最重要事項になります。

基本的な作り方や、やってはいけないNG例はこちらを参考にしてください

【企業インスタ担当者必見】リール動画の構成の作り方アイデア3選
https://to-inc.co.jp/socialbook/?p=3443

【Instagramリール・TikTok】絶対やっちゃダメ!初心者がやりがちなNG4選
https://to-inc.co.jp/socialbook/?p=3633

離脱を防ぐ3つの冒頭テクニック

ユーザーに長く見てもらうための手法はたくさんありますが、
その中でも3つのテクニックをご紹介します!

①”意外性”でユーザーの興味を惹く

多くの人が知らなそうな情報や先が気になるような展開を
最初から見せることで、見た人の関心を獲得します。
予想外の展開やギャップが楽しめる動画は、最後まで見てもらいやすくなります。

▼事例

②ユーザーに”投げかけ”て惹きつける

続きが気になる動画にするためのテクニックの1つが、
ボイスオーバーやテキストを使ってユーザーの関心を集めるワードを投げかけることです。

また、ユーザーに対して
自分に関係のある事だと認識させる=“自分ゴト化”できるような言葉を使うのも効果的です。

▼事例

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③”音”でユーザーの心をつかむ

縦型動画では音楽の占める情報量の割合も非常に大きいので
動画に合ったテンポの曲を選ぶことが必須です。

先に音楽を決めたうえで撮影を行い、音楽と被写体の動きが合うように編集する
いわゆる、“音ハメ”が使われる事もあります。

また、使用する音源は流行っているものや、有名な曲を使用すると良い傾向にあります。
トレンドをおさえた編集はSNSウケが良く、1秒目からユーザーの心を掴む事ができます。

▼事例

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まとめ

縦型動画のトレンドは、目まぐるしく変化するので
ご紹介したテクニックも使い続けられるわけではありません。
その上で、しっかりとポイントをおさえて
多くの人に“見られる”縦型動画を作ってみてください。