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X(旧Twitter)アルゴリズム変更まとめ:For You(おすすめ)アップデートでSNS運用が見直すべきKPIと投稿設計

「Xのアルゴリズムが公開された」「For You(おすすめ)が変わるらしい」。
でもSNS運用を始めたばかりだと、こう思いませんか?

  • そもそも“アルゴリズム”って何?

  • 何が変わったの?

  • 運用として、何を変えればいいの?

今回の話は、ざっくり言うと
「おすすめの並べ方が“AI中心”に寄っていく」 という方向性のアップデートです。
さらにXは、その仕組みの一部を外から見える形で公開し、
更新していく動きも出ています。

用語ミニ補足(ここだけ押さえればOK)

  • GitHub:プログラムの“設計図”を置いて共有するためのサイト
    (=公開ページの置き場)

  • README:その公開ページにある「説明書」(まず読む案内文)
    ※この記事では以降「公開ページ」「説明書」と呼びます。

この記事では、For You(X内での「おすすめ」)が どういう流れで作られているか
「候補を集める→いらないものを除外→順位を決める」の3ステップで整理しながら、
SNS運用で 見直すべきKPI設計/投稿設計/検証の回し方 を、
明日から使える形でまとめていきます!


この記事の要点

  • For Youは ①候補を集める→②除外する→③順位を決める の流れで作られる

  • 順位を決めるとき、見られやすいのは「いいね」だけじゃなく
    クリック・返信・リポストなどの“行動”

  • だから運用は いいね偏重をやめ、
    行動別KPI+行動が起きる投稿設計+検証ループ
    に寄せるほど強くなる


Xのアルゴリズム変更点:運用者が気にすべきは「おすすめの考え方」

今回の変化を、運用者向けに一言で言うならこうです。

「おすすめの並べ方が、“AIが予測する反応”ベースに寄っていく」

つまり、これからは「いいねを増やす」だけでなく、
クリックされたか/返信が生まれたか/保存されたか といった“行動”を前提に、
投稿設計と評価を組み直すほど伸びやすくなります。


For You(おすすめ)の仕組み:
候補を集める→除外する→順位を決める

For Youの全体の流れ(候補→除外→順位)

1)候補を集める:
フォロー内だけじゃなく、フォロー外も集める

For Youは、フォローしているアカウントの投稿だけを並べているわけではありません。
フォロー外の投稿も含めて候補を集める設計です。

運用で大事なのはここ。
「フォロー外に届くかどうかは運」じゃなくて、
フォロー外にも出る前提で投稿を作るほうが強いです。

たとえば、略語や専門用語が多い投稿は、初見の人には伝わりにくい。
For Youではそこが伸びない原因につながります。

2)除外する:
重複・ミュート・すでに見た投稿などを除く

候補が集まったら、次に「出さないもの」を除外します。代表例は、

  • 重複している

  • 古すぎる

  • すでに見た

  • ミュート/ブロックに関係する

  • ミュートワードに引っかかる

Foryou除外の仕組み

ここは運用で直接コントロールできない部分も多いですが、
逆に言えば、重複しすぎる出し方同じ導入の連投など、
除外されやすい運用を避ける工夫はできます。

3)順位を決める:
AIが「反応(行動)が起きそうな順」に並べる

最後に「順位付け」です。ここが今回の話の本丸。

ポイントは、「いいねが多い投稿が上にくる」と決まっているわけではないこと。
おすすめは、その人がどう反応しそうか(例:いいね/返信/クリック/リポストなど)をまとめて見て、上に出す候補を決める方向に寄っています。順位付け(複数の行動をまとめて評価)


SNS運用のメリット:
行動設計が「ちゃんと評価」されやすくなる

初心者運用で起きがちなのが、「いいねだけ見て一喜一憂」する状態です。
でもおすすめが“行動”を見ていくなら、運用もそのほうが改善しやすい。

  • クリック(リンク/プロフィール)

  • 返信(会話の発生)

  • リポスト/引用(拡散)

  • ブックマーク(保存)

たとえば「いいねは増えてないけど、クリックが増えた」は大きな前進。
評価を分解できると、改善の手がかりが増えます。


注意点:小技より「検証の型」が必要になる

AI中心に寄るほど、いわゆる“必勝テンプレ”はブレやすくなります。
だから、初心者こそ次の型が効きます。

  • ①狙う行動を決める(クリック?返信?保存?)

  • ②変えるのは1つだけ(導入、CTA、1枚目など)

  • ③結果を行動で見る(いいねだけで判断しない)


明日からの打ち手:
KPI・投稿・レポートを「行動別」にする

1)行動別KPI(最低限これだけ)

  • クリック(リンク/プロフィール)

  • 返信(会話)

  • リポスト/引用(拡散)

  • ブックマーク(保存)

2)行動が起きる投稿設計(目的別テンプレ)

  • クリック:冒頭で結論→続きで理由/リンク先の価値を1行で

  • 返信:二択/経験談/「あなたはどう?」でハードルを下げる

  • 保存:チェックリスト/テンプレ/手順まとめ

  • 引用・拡散:論点整理+見解募集(煽らない)

3)レポートの見方(いいねだけで終わらせない)

インプレッション+行動別KPIを並べるだけで、改善の方向が見えます。


FAQ(初心者がつまずきやすいところ)

Q1. For Youに乗せるには何を意識したらいい?
A.「初見でも分かる1行(誰向け/何の話/何が得か)」と
「行動が起きる導線(問い/リンク価値)」です。

Q2. いいねが少ない投稿は失敗?
A. 失敗とは限りません。クリック・返信・保存など、
狙った行動が起きているなら改善の材料になります。

Q3. フォロー外に届きやすくするには?
A. 略語や前提が多い投稿ほど、冒頭の補足が効きます。
初見でも理解できる“前提の1行”を。

Q4. 公開されたら攻略できるってこと?
A. 攻略本になるわけではありません。
ただ、仕組みの流れが見える分、仮説が立てやすくなります。

Q5. 初心者が最初にやるべきことは?
A. KPIを「いいねだけ」から行動別にすること。
これだけで改善の打ち手が出ます。


まとめ:
初心者ほど「行動設計」と「検証ループ」が武器になる

For Youは「候補→除外→順位付け」の流れで作られ、
順位付けは“行動”を前提に進む方向です。
だから運用は、いいね偏重をやめて、
行動別KPI→行動別投稿設計→検証を回すほど強くなります。


用語ミニ辞典(最小)

  • アルゴリズム:投稿をどんな順番で見せるかを決める“ルールの集まり”

  • For You:フォロー内外の投稿が混ざって出る「おすすめ」欄

  • KPI:目標をはかるための数字(クリック数、返信数など)

ABOUT ME
松本燦
大学卒業後、飲食店を経験。その後、PRに興味を持ち、 商業施設の年間販促やイベント企画などを担う広告代理店に転職。 その経験を活かし、SNSのPR領域を経験する為、 自身で企業のInstagramの運用を副業で始め、2022年に株式会社toにジョイン。