SNSマーケティングに興味を持ち、会社に入社して約半年が経ちました!
入社する前は「SNSプランナーってどんなことするのだろう?」と分からないことが多く不安でしたが少しずつどんなことをしているのか分かってきたので、そんな私がSNSプランナーの業務内容を紹介したいと思います!
「企業のSNSアカウントに携わる仕事ってどんなことしているんだろう〜?」と興味を持っている方には参考になると思いますので是非読んでみてくださいね!
入社半年を経過して、仕事の分量をパーセンテージで表すとこのような状態です。
※私は主に5案件を並行して担当しています✌️
①資料作成(45%)
「次の投稿はこういう企画をやりませんか?」
クライアント様に提出する資料を作成する前に、まずは社内で「こんな企画考えたんだけどどう思う?」というのを話し合います。それを、
・草案
・具体案
というふうに呼んでいます。社内のメンバーで企画を持ち寄り「この企画おもしろそう!」「この企画ならクライアント様もやりたいって言っていただけそう」「これは前にやった企画と被っちゃうな〜」
などなど…ディスカッションをしながら検討して内容を固めていきます。内容が固まったら投稿企画資料の作成を開始!!
面白いアイディアがポンポン出てくる人は向いている作業です!(ちなみに髙田は苦手🥺)
「こんな感じで撮って、こんな感じで投稿するイメージなんですけどいかがでしょうか?」
Instagramの投稿画像であれば、その画像の中に
・撮りたいモノ
・雰囲気を伝えるために加える小物
・テキストの位置
この辺りの配置を主に考えて資料を作成していきます。
縦長動画のリール投稿であれば、動画の構成を伝える資料を作成します。
・オープニング
・どういう構成にするか
・必要なカットは何か
・このカットで伝えたいコトは何か
動画になるとカットごとに画の意味を考えて構成資料を作る必要があります!
撮った動画を編集した際に「イメージと違った🤦🏻♀️」とならないように参考動画などを見つけ資料を作成することが多いです!
「投稿するときこんな感じですけどいかがでしょうかですか?」
制作が進んでいくと、次に行うのが投稿内容を確認してもらう資料の作成です。
・画像内の文言
・動画内の文言
・動画の構成内容
・投稿の本文内容
・投稿のハッシュタグ内容
実際に投稿する前に、投稿内容に問題がないか確認していただく資料になるのですが、
提出して一発OKを頂ければ良いのですが、そうもいかないことも…。
「こうゆうテキストを入れた方がもっと分かりやすくなるのでは?」
「同じ内容の動画を使うより他の動画を使うのはどうですか?」
など、修正指示をいただき、修正作業を行なっていきます!
確認して頂くことで自分では気づけなかった部分の指摘をもらうこともあり、回数を重ねる毎にレベルが上がっていくのを実感します。
「こうしたらもっと人に伝わりやすくなるのか〜!」
「確かに少し見飽きてしまう内容になってしまっていたかも・・・」
と色々なことのクオリティが上がるので、修正作業はとても大変ですが大事な作業です!
「1ヶ月の振り返りをしましょう!」
案件ごとに1ヶ月に1度の頻度で定例会を行い、そこで1ヶ月の振り返りをします。
株式会社toの自社開発した分析ツールGENbaを使用し、1ヶ月間でどんな変化があったのか、数値化してみていきます。
・フォロワー数
・視聴数(インプレッション・リーチ数)
・男女比率
・アカウント分析
・1投稿毎の投稿分析
さらに、他にも様々な分析を行います。
・メンション分析
・競合分析
・ジャンル分け分析
GENbaで抽出したデータを元にレポートを作成するので非常に作りやすいです。
1ヶ月を振り返り「この投稿は人気だね」「この投稿はあんまり反応がなかったね」など、
クライアント様と投稿に対しての意見交換をすることで、今後の企画投稿案を作成するに重要な資料になります。
▼GENba紹介ページ
https://to-inc.co.jp/to_genba_lp/
②投稿データの作成
②-1 撮影・ディレクション
現場での進行、カメラマンへの指示出しをします。
撮影当日は構成資料をもとに撮影を行います。
クライアントと一緒に「この企画で伝えたいものは撮れているか」というのを確認しながら撮影を進行していきます。
どのように撮影するか頭の中でしっかりとイメージしておくことが大事になってきます!
全体の進行を行うために
・今はどうゆうものを撮りたいのか
・今現場はどうゆう状況なのか
の2点は特に意識していて、現場全体に把握してもらいながら進行していきます。
②-2 画像・動画・GIFデータ制作
企画意図が伝わる様に加工を施す!
構図案を参考に、画像の加工や動画の編集を行なって、制作を進めていきます。
▼画像であれば
・Photoshop
・Illustrator
・Canva
▼動画であれば
・Vita
・PremierePro
・Inshot
制作は様々な加工ソフトを使って加工を行います。
撮影したものに対して、更にいい状態にしていくため、画像のレタッチを行ったり、動画の明るさや色味の調整を行うこともあります!
③いろんな人に連絡しまくり
・撮影の日程
・投稿内容の修正
・モデルキャスティング
・クリエイターチームに依頼(画像・動画・本文)
定例会、撮影、投稿内容の修正はクライアントとやり取りして進行していく形です。
連絡の頻度は作業内容のパーセンテージでいうとそんなに高くないですが、めっちゃ重要です!!
全てを行う上で、連絡のやり取りがなくては進行が出来ません。
「あ!やっべ!あの連絡忘れてた!😭」
という状況になってしまうと撮影に支障が出たり、投稿に支障が出たりと様々なところに影響を及ぼします!危険です!
「いつまでにこの確認をしなくちゃいけない」というのを理解するためにはスケジュール全体を把握しながら進行していかなくてはなりません。
▼モデルキャスティング
撮影によってはモデルさんに出演していただくこともあります。その場合は撮影までにモデルさんのキャスティングを依頼。
モデルのキャスティング会社に連絡しモデルイメージや、体型髪型、費用などをお伝えして企画に合いそうなモデルさんを紹介してもらいます。
モデルさんの候補リストをもらい、クライアント様に相談!
その中からモデルが決まるのでそのあとは撮影までに香盤表や、撮影内容の資料を共有したりします。
▼クリエイターチームに依頼(画像・動画・本文)
投稿していくための画像や動画、投稿本文の内容やハッシュタグの選定などをクリエイターチームに依頼します!
私は画像の編集や、動画の編集ソフトが使えるため自分の中で「これは自分で作りたい!」みたいな内容は自分で作ったりすることもあります!!
④投稿
緊張ドキドキの「投稿!!」
投稿内容を確認してもらったら実際に投稿していきます。
クライアントが確認してくれてOKしてくれた投稿確認資料と画像・文言の相違がないか何度も見比べながら投稿の準備します。
本文に関しては準備してある本文、ハッシュタグを「コピペ」します!ここでは全体をコピーできているかしっかり確認します!
1.予約投稿
2.直接投稿
1.
予約投稿が可能な場合、予約内容をスクリーンショットし、クライアントに確認してもらいます。
投稿時間になったら問題なく投稿されているかオンタイムで確認!
2.
投稿内容によっては直接投稿する場合があります。
投稿時間の5〜30分前になったら投稿の準備を開始!!
投稿時間に来た時の【投稿】ボタンを押すときの緊張感は毎回しびれます!!
まとめ
いかがでしょうか〜?参考になりましたでしょうか〜?
制作会社や、案件によって異なると思いますが私はこのような仕事をさせていただいております!
SNSの投稿をするために、たくさんの資料を作成したり、画像や動画を作ったり、色んな人に連絡します。
入る前は一つの投稿にこんなにたくさんの人が関わっていることを知らなかった。考えたこともなかった。
1つの投稿行うためには、企画から投稿まで約2ヶ月かかります。
たくさんの人が関わることで、一つ一つの投稿の愛しさは特別です。
自分が考えた企画が採用されて、少しずつ形になっていくのは本当にワクワクします。
投稿したあとも「いいね」や「コメント」などで投稿内容の感想を直接的に見れるのもSNS運用のいいところだと思います。
もちろん伸び悩む投稿もあります。落ち込まずに次の投稿を考えていくのは試練でもあるし、この仕事のやりがいでもあると思います。どうやったら世界の反応を得ることができるのか!
世界と対話しているような気持ちで今後も仕事に取り組んでいけたらいいな〜と思っています!
「SNSの仕事をしてみたい!どんなことをするんだとう〜?」という方は参考にしてみてください〜!
テレビ制作会社に勤めた後、アーティストのマネージャー兼SNS運用を担当。
そこで、アーティストの認知拡大の為にマーケティングに興味を持ち、2023年にジョイン。
SNSで求められるクリエイティブ制作が得意。