Instagram

企業は知らないとまずい! 【2022最新】InstagramギフティングのOK&NG

企業からインフルエンサーに試供品などをプレゼントし、
代わりに企業やブランド、試供品についてのPRを投稿してもらう”ギフティング”。

 

企業のSNSにおけるPRとしてはよくある手法ですが、
2022年6月、企業のInstagram PR担当にとって知ってなくてはならない
”大きな変更”があったのをご存知ですか?

ちょっと厄介に感じてしまう今回の変更について、
何が変わったのか、どう対応していくべきかお応えしていきます!

企業のInstagram PRがより難しくなる!?

先日、meta社から”UGCに対するポリシー”についての変更が発表されました。

簡潔にまとめたのが以下です!

レビューはユーザーにとって大切な情報なので、
信頼性の低いものは減らしていきたいという方針のようです。

…が、今までグレーとされてきた
「これあげるからよかったらレビュー投稿してね」なども、
はっきりNGと決められてしまったため、
企業としてはInstagramでのPR投稿において
少しハードルが上がった印象になってしまうかと思います。

 

これからの企業のInstagram PR、
どうしていったらいいの?

ここでポイントになってくるのが今回の変更でもOKとされていること!

まず、自然発生のUGCに関しては、企業側では狙って起こすのは難しいとして、
注目すべきは二つ目の

”ブランドコンテンツツール”

です。

知ってた?ブランドコンテンツツール

6月からリリースされた新機能「ブランドコンテンツツール」、皆様はご存知でしょうか。

ブランドコンテンツ広告を用いて企業がクリエイターの投稿を利用し配信する場合、
以下のように表記されます。



企業やブランドがクリエイターまたはインフルエンサーに
商品やサービスをPRしてもらう場合に、
企業やブランドとの関係性を明らかにするために必要なもの。

金銭が発生している場合 or ギフティングを行う場合は
設定必須となります。

投稿の際に、企業・インフルエンサー、双方が設定することで投稿が可能になります。

コンテンツツール活用のメリット・デメリット

”設定が必要”など、ネガティブに感じてしまうかもしれませんが、
企業側にももちろんメリットはあります。

メリット

1.ユーザー視点、クリエイター視点での
情報発信ができる

2.広告主アカウントのフォロワーではない
新規顧客にアプローチできる

3.そのまま広告としても配信できる
(ブランドコンテンツ広告)

4.コンテンツの透明性が上がる
   ー企業・ブランドのクリーンなイメージに繋がる

5.投稿のインサイトが入手できる

特に、⑤の「投稿のインサイトが入手できる」は
今までのUGC投稿にはない大きなメリットです。

インフルエンサーが投稿したインサイトを
企業側もリアルタイムで確認することができるので、分析にも活用することが可能です。

反対に、活用する際の注意点もまとめてみました。

デメリット(注意点)

1.企業・インフルエンサー、双方に設定が必要
⇨ブランドコンテンツツール設定の仕方”をご参考ください!

2.インフルエンサーの承認のハードル

今まで「#PR」などで気軽に投稿できていたものとは異なり、
設定が必要になることやタイアップ投稿と表示されることにより、
インフルエンサーの投稿へのハードルが高くなることが想定されます。

3.インフルエンサーの選定

企業とインフルエンサーがお互いにタイアップを
認証し合っていることが前提となるので、
ユーザーが違和感を感じないよう、
よりイメージにマッチしたインフルエンサーを選定する必要があります。

4.自然発生”感がない

企業・ブランドとインフルエンサーの間に
関係性があることを示すものなので、
逆に言えばユーザーの自然発生感はなくなってしまいます。

以上の点を踏まえたうえで、メリットをうまく得られるよう活用していきたいですね!

ブランドコンテンツツール設定の仕方

インフルエンサーと企業で合意の上、
インフルエンサー側から設定してもらうとスムーズです。

 

〈インフルエンサー側の設定方法〉

①アカウント画面から「設定」をタップします。

②「クリエイター」を選択します。

③「ブランドコンテンツ」を選択します。

④「ブランドコンテンツツールを設定」をタップします。

⑤ブランドコンテンツツールを有効にします。

⑥「完了」をタップします。

⑦連携したいアカウント横の「リクエスト」をタップします。

⑧「リクエストを送信」を選択します。

 

〈企業側〉

承認の際は事前にインスタグラマーの方に承諾を取っておくとより良いです。

①Facebook 広告アカウントと紐づいているInstagramアカウントの画面から「設定」を選択します。

②「ビジネス」をタップします。

③「ブランドコンテンツ」をタップします。

④「コンテンツクリエイターを承認」を選択します。

⑤受け取ったリクエストの中から該当するものを「承認」します。

 

なお、ブランドコンテンツツールは、
フィード・
ストーリーズ・リールで配信可能です。

 

ポリシーに反すると、起きることとしては
インスタグラマー側のアカウントがシャドウバンされてしまうなどが挙げられます。
その場合、せっかくの関係値が崩れてしまったり
企業の信頼性が脅かされる可能性があります。

インスタグラマーと信頼性を築き、ユーザーにより広く情報を届けるためにも
ブランドコンテンツツールを活用していきましょう!